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五十円硬貨は、1955年(昭和30年)に五十円ニッケル貨(無孔)として
(50円の法定通貨としては五十円紙幣(B五拾円券、高橋是清の肖像)の後継として)発行されたのが始まりであり、
前年の1954年(昭和29年)に一円硬貨と同じくデザインが一般公募された。40日間の公募期間に3041点の応募があり、
表面は林由男 氏(東京)、裏面は山野内孝夫 氏(東京)のデザインが採用された
しかしこの五十円ニッケル貨(無孔)は後に発行されるの百円銀貨(鳳凰百円銀貨)とよく似ていて紛らわしいという問題点があった。

今から60年以上前の1955年昭和30年の9月1日、新円による最高額面硬貨が初めて発行されました。
当時の50円の価値は、大卒初任給や物価などと比較すると、おおよそ、現在よりも20倍〜30倍ぐらいにあたる、
千円から1500円の価値でしょうか。

素材 純ニッケル
品位 ニッケル 100%
量目 5.5g 直径 25.0mm
図柄 菊(表面)分銅(裏面)
周囲 ギザあり
発行開始 1955年(昭和30年)
発行終了 1958年(昭和33年)

造幣数
1955三十
...(30) 63,700,000 枚
1956三十一 (31) 91,300,000 枚
1957三十二 (32) 39,000,000 枚
1958三十三 (33) 18,000,000 枚


PCGS 50YEN  2021年7月現在の鑑定数