五十円硬貨は、1955年(昭和30年)に五十円ニッケル貨(無孔)でしたが、
しかしこの五十円ニッケル貨(無孔)は当時の百円銀貨(鳳凰百円銀貨)とよく似ていて紛らわしいという問題点があった。
共に銀白色でギザがあり、サイズも近かったためである。この問題点を解決すべく検討された結果、
1959年(昭和34年)50円ニッケル貨はギザを除くとともに穴あきのデザインに変更されることになった。
そのデザインは再び公募され、表面は小泉二三男 氏(東京)、裏面が大熊喜英 氏(東京)のものが採用された。
こうして1959年(昭和34年)1月5日から五十円ニッケル貨(有孔)が発行された。
素材 純ニッケル
品位 ニッケル 100%
量目 5.0g 直径 25.0mm
孔径 6mm(穴あき)
図柄 菊(表面)周囲 平滑
発行開始 1959年(昭和34年)
発行終了 1966年(昭和41年)